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イントロダクション04
さて、ドッグラン導入における危険性はイントロ01で書いた。そしてこの配布されたドキュメントにもそのことを視野に入れたシュミレーションは見えているようなことが書いてあるし1年間の試験採用とも書いてあるがが、それがどこまで行政に理解されているのかは疑問が残るところだ。
実は昨年、神戸のポートアイランドで試験的ドッグランが開催されたことがある。
http://www.knots.or.jp/about/report/report5/dogrun21.htm
地元NPO法人が神戸市とかけあい44日間にわたって開催された。
が、この試みは失敗だった。なぜなら、神戸市はこの試みをたんなる囲いの中としか捉えておらず、また主催側も犬を自由に遊ばせる場所としか認識していなかったと思う。
ワシ的にはドッグランを全面的に否定はしない。
犬の社会化を考えるとき、他の犬やニンゲンと接する機会は必要不可欠だ。しかし、そういう場所は現実には難しい。ノーリードが条例的に禁止されている中、いい子ちゃんの顔だけで生きていこうとするなら、そんな場は皆無である。
そこで犬が自由に遊べる場ではなく、犬の社会化を促す場所としての囲いは意味が無いこともないと思う。(本来、これも理想を言えば犬飼いのコミュニティが在れば必要ない)
が、神戸のドッグランでは「リコールテストを通じて、トレーナーが飼主と犬との関係を判断し、また、相性テストを通じて犬同士の関係を判断する」というパスをもらわなければドッグラン内に入れない。
つまり、神戸のいドッグランは、まさしく「誰にも怒られないで犬を楽しく遊ばせる場所」でしかなかったというわけだ。
この入場パスの落ちたある犬飼いはこんな感想を述べた。
「他の犬との関係を学ばせようと参加したのに試験にパスしなかった。試験にパスするぐらいなら、普通の公園で遊べるからわざわざ行かない」
この飼い主の犬は、元野良犬でニンゲン社会に怯えて大きくなった。公園デビューするにも悪い子になれないこの飼い主は、その場所がないと嘆いていた。
今回駒沢で行われる1年間の試みは、はてどういうビジョンを想定しているのだろう?
ドッグランの必要性をどのように認識しているのだろう?
また公園を利用する犬飼い人口の何パーセントの陳情なのかの調査なくして実施されるこの試みを成功させる力量、もしくはアイデァがこの「駒沢公園にドッグランを作る準備委員会(仮称)」にあるのだろうか?
石原君が東京都知事になった時、「この東京から日本を変えてやる」といった。その怪気炎には熱くなるものがあったが、その反面恐さを感じた。その恐さは「議論なき政治」だ。
実際、東京発のアイデァが全国に飛び火したことも少なくはない。が、そこには右にならえや、東京の前例という書類があるだけでアイデァも議論もない。
この団体が1年間の試験のあと、失敗したと大きな声で言える覚悟はあるのだろうか?失敗を形だけの詭弁で多い隠し、それが全国の自治体い飛び火したときではもう遅いんじゃないだろうか?
だもんだから、今のうちにワイワイしておいたほうがいいんじゃないかと思うわけです。
ところでインターネットを泳いでいたら、こんなこと書いてる個人サイトがあった。
「駒沢公園に人と動物が共存できる都市の象徴として、飼い犬を放して自由に遊べる広場(ドックラン)の確保をするために、東京都への陳情書の署名を集める事を頼まれるので、趣旨に賛成の方は署名してね。何年も前から話はあるんだけど、なぜか区議会とか都議会選挙の前になると話が出てくるので、選挙の票集めがみえみえ。でも、公園にドックランができればリードを外しても公園の管理人のおじさんに叱られないし、楽しいよね、きっと」
犬を自由にさせて叱られない場所=ドッグラン
そういや、犬が悪いことをしないためにケージに入れるんだっ公言する奴もいたなぁ。
参考資料:この準備委員会の設置のプロデュースは俳優であり、駒沢公園の近くでペットホテルを経営する古屋さん。そして、「人が優しくなれる街を考える会」の代表東郷東海(とうごうはるみ)さん。「人が優しくなれる街を考える会」がどういう活動と実績を持っているかは解らないが、この東郷さんの本業はP4という集団に属する映像プロデューサー。ちなみにP4とはPLANNING
& PRODUCING PROJECT PARTYという地域計画・テーマパーク。商業施設など、いわゆるパブリックスペースを創り上げる異業種集団である。
この2人が賢明な方であるjことを願わずにはいられない。
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