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尊厳…わんわん訪問活動

きょうは老人ホームのセラピー(っていったらイケナイんだっけ)に行ってき た。

今回は僕は2回目。ジジババのすごい進捗にビックリしました。 ヒザの上で犬が寝てたり、セラピーの時間の間ずっと一匹の犬を撫ぜて いるじいちゃんとかがいてはった。

僕は誰とも喋らずにじっと見てたんですが、じいさんばあさんの多くは 言葉が不自由なのね。言葉による意思の疎通が出来にくい。表情もある ていどこちら側のナレがないと読み取れない。

そんなジイサンに自分を投影して見てた。僕ならどうだろうってね。

意思の疎通が出来ないことは、疲れるしイライラするし、もういいやっ て感じで自分の中に閉じこもるよね。そしたら、ますます意思の疎通っ ていう技術を忘れてしまうと思うのだ。

犬は、意思の疎通の方法がニンゲン以上にあるから、言葉が不自由になっ たジジババには、ニンゲンよりも楽なんじゃないだろうか?

あのジジババも外界と繋がりたがっているんだよ。でもなかなかできな い。そこに訪問活動の意味があると思ったね。

前にも書いたけど、施設は幼稚園みたいなのだ。 バックに音楽が流れてるんだけど子供の聞くような音楽だし、壁にはア ンパンマンみたいな絵が貼ってある。話言葉は幼児語なのね。

解るよ。その意味は。幼児語は口をあまり動かさずに喋れるし、子供の 聞く曲も言葉にはあまり重きをおいてない。アンパンマンは図形として 認識しやすい。 でも、そこにはインタラクティブな部分が少ないと思った。

もちろん僕 は施設のすべてを解ってないし、ジイサンバアサンとどういった形で施 設が繋がっているのかは知らないけど、たしかに言えることは彼らはコ ミュニケーションを、双方向の繋がりを求めてるのだ。

与えられるだけの情報ではなくて、情報を与えたいと思っている。 それが伝わらない悲しさ、悔しさ。犬はそれを受け止めるのだ。

施設を後にする時「尊厳」という言葉が浮かんだ。尊厳とは、認め認め られることだ。

彼らはあやされることは望んでいない。認め認められる ことを望んでいるんじゃないだろうか?なんか、そんな気がしたのだ。